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『Demeo x Dungeons & Dragons: Battlemarked』は買いか?12時間以上プレイした時点での筆者の本音感想

ついついバッテリー切れまで遊んでしまう「Demeo x Dungeons & Dragons: Battlemarked」

ジャンル:ボードゲーム、RPG、TRPG、ファンタジー

VRゲームファンの間で名作として名高い『Demeo』が、ついに本家本元『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』とタッグを組んだ!今回は、メタクエストで遊べる新作『Demeo x Dungeons & Dragons: Battlemarked(デメオ×ダンジョンズ & ドラゴンズ:バトルマークド)』をご紹介します。

TRPG(テーブルトークRPG)の元祖であるD&Dの世界観を、VRならではの没入感あるボードゲームスタイルで体験できる本作。筆者は『ドラクエ』や『ゼルダ』といった国民的RPGすら通ってこず、RTS(リアルタイムストラテジー)も「面倒くさそう」と敬遠してきたタイプなのですが、本作には完全に心を奪われてしまいました。楽しすぎてほぼ毎回メタクエストのバッテリーが切れるまで没頭してしまう筆者が、その魅力を余すことなくレビューしていきます。

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項目 評価
総合評価 ★★★★★
インタラクティブ性 普通
操作性 良い
リプレイ性 高い
日本語ローカライズ 日本語字幕
独創性 良い
画質 良い
ゲーム展開形式 ボードゲーム
酔いにくさ 酔いにくい

ダンジョンズ&ドラゴンズの世界へようこそ!

本作は、VR空間に広がるボード(盤面)を見下ろしながら、ミニチュアのキャラクターを動かして冒険する「VRテーブルトークRPG」です。1人でじっくり遊ぶことも、最大4人でわいわいマルチプレイを楽しむことも可能です。 特筆すべきはルールの分かりやすさでしょう。

「D&D」と聞くと分厚いルールブックが必要な難しいゲームという印象があるかもしれませんが、本作は人気VRゲーム『Demeo』シリーズのシステムをベースにしており、Demeoシリーズ初挑戦の筆者にとっても非常に直感的。短いチュートリアルを遊ぶだけですぐに理解できました。プレイヤーは暗殺者、魔法使い、弓矢の射手といった多彩なクラスからキャラクターを選択し、4人のパーティを組んでストーリーを進めていきます。

美しいミニチュアによるファンタジー世界と抜群の没入感

ゲームを開始してまず感動するのが、そのビジュアルの美しさです。目の前に広がるのは、精巧に作られたミニチュアやフィギュアのようなキャラクターたちと、森やダンジョンなどの冒険の舞台。 三人称視点でゲームボードを眺める形式にも関わらず、ただボードを見ているだけとは思えない不思議なほどの没入感があります。

カラフルなフィギュアたちが、魔法を放ち、剣を振るう様子は、子供の頃に夢見た「おもちゃの世界での冒険」そのもの。D&Dおなじみの「ネバーウィンター」などのロケーションも美しく再現されており、ファンならずとも引き込まれること間違いなしです。

カードとサイコロが織りなす奥深い戦略バトル

ゲームサイクルは、ストーリーに沿ってマップを探索し、敵と戦いながらダンジョンの奥を目指すというもの。戦闘システムはターン制で、通常の近接攻撃に加え、手札として配られる様々な「カード」を駆使して戦います。 このカードシステムが絶妙で、どのタイミングで強力な魔法カードを使うか、仲間を動かす順番をどうするか、どのカードを捨てるかといった戦略性が求められます。

さらに攻撃の成功判定にはダイス(サイコロ)ロールがあり、運と戦略のバランスが最高です。 筆者のようにRTSが苦手な人間でも、ユニット数が多すぎたりマップが広すぎたりしないため、状況を把握しやすく、純粋に戦術を練る楽しさを味わえます。素人でも楽しめる間口の広さと、やり込むほどに味が出る奥深さが共存しています。

快適性とプレイ感について

VRゲームで気になる「酔い」についてですが、本作は視点が固定されたボードゲームスタイルであるため、まず酔うことがありません。VR酔いが苦手な方でも安心して長時間プレイできるでしょう。

また、快適性を高める機能として、ゲームボードの自由な拡大縮小・移動機能があります。キャラクターたちを指先サイズの小ささにして盤面全体を見渡すこともできれば、逆に30cmくらいのフィギュアサイズまで拡大して、迫力あるアングルで眺めることも可能。

座ったままでも自分が一番プレイしやすい体勢や視点で遊べるのは大きなメリットです。一点、注意事項としては「設定」の中に「傾き」という項目があります、これをONにしているとゲームボードを移動したり拡大縮小しているうちに上下ひっくり返ってしまったりすることもありますので、この設定は通常はOFFの方が良いと思います。

完璧な日本語ローカライズ

海外発のゲームですが、日本語対応は完璧と言って良いレベルです。UI(ユーザーインターフェース)はもちろん、キャラクターのセリフやカードの説明文に至るまで、完全に日本語ローカライズされています。 筆者は12時間以上プレイしましたが、今のところ文字化けや翻訳のおかしい箇所は見当たっていません。ストーリーやスキルの効果をストレスなく理解できるため、英語が苦手な方でも問題なくD&Dの世界に没頭できます。

圧倒的なボリュームとリプレイ性

「価格に対してボリュームはどうなのか?」と気になる方もいるかと思いますが、心配無用です。筆者は下手なのもあるかもしれませんが、12時間以上プレイしても、収録されている2つのキャンペーンのうち、まだ1つ目すらクリアできていません。 キャンペーンモード以外にも、ストーリーを抜きにして単発のダンジョン攻略だけに集中できるモードもあります。

また、どのモードでもダンジョンの構造は毎回変化する模様。使うキャラクターやスキルの組み合わせ、パーティメンバーを変えることで攻略法もガラリと変わるため、リプレイ性は抜群です。 価格的には決して「安い」とは言えない部類に入りますが、これだけのクオリティとプレイ時間を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと感じました。

今後、無料や有料のDLCでさらなる冒険が追加されることにも期待が高まります。(キャラクターも追加される予定らしいです)

まとめ

『Demeo x Dungeons & Dragons: Battlemarked』は、リアルでもVRでもこの手のジャンルが初めてだった筆者にとって、衝撃的な面白さでした。「D&Dをプレイしてみたい」という昔からの夢が、VRによって叶いました。バッテリーが切れるまで夢中で遊んでしまう、まさに「時間泥棒」な名作として評価されそうな予感がします。Meta Questをお持ちなら、ぜひプレイしてほしい一本です。

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