「『Meta Quest 3』『Meta Quest 3S』をせっかく購入したので大事に長く使いたい」、また「これからメタクエストを購入したいけど本体の他には何が必要なの?!」、今回はそんな方に向けて、『Meta Quest 3』『Meta Quest 3S』を長持ちさせるための基本的な扱い方のポイントと、そのために揃えておきたい周辺アイテムをご紹介します。
この記事でご紹介するアイテムのリンクの一部はアフィリエイトリンクになっていますが、筆者自身がメタクエスト3と同時に購入し、1年間問題なく使用できている商品だけを紹介していますのでご安心ください。
日光に当てない!本体とアクセサリーの保管方法
あまり知られていませんが、MetaはMeta Questを日光に当てないように注意喚起しています。特に、レンズは1分足らずの日光でも回復不能な損傷を受ける可能性があるとしており( https://www.meta.com/ja-jp/help/quest/articles/headsets-and-accessories/product-care-and-best-practices/avoiding-sunlight-damage/ )、屋外での使用はもちろんのこと、屋内でも直射日光を避けるように告知しています。充電式のドックなども部屋のレイアウト的にVRヘッドセットをディスプレイできますが、必ず日光が当たらないように配置してください。
筆者は、本体の日焼けも避けるために使用しないときはヘッドセット本体とコントローラがちょうど収まるせんべいの空き缶に収納しています(フタは閉めて密封せずに少し隙間を開けて載せるだけにしています)。メタクエスト3購入当初はダイソーの「ストックBOX1」(22.3cm✕15cm✕18cm)に収納していましたが、このケースはMeta Quest 3本体とコントローラがちょうど収まるサイズなので手頃な箱がない方にはおすすめです。
顔の汗対策:接顔部カバーと乾燥を
フィットネスゲームや夏場の使用では大量に汗をかくことがありますが、メタクエストの接顔部のクッションは汗を吸い込みやすい素材です。Meta Quest本体の清潔さと快適さを保ちつつ、汗を気にせずに思う存分VRを楽しむためにはその対策が欠かせません。筆者は、メタクエスト3購入と同時に標準の接顔部に汗を吸い込まないウレタン素材のカバーを付けて使用しています。
筆者が購入した当時はまだサードパーティアクセサリーが揃っておらず、選択肢が少なかったためこちらを購入しましたが、今は他にも良いものが出揃っているかもしれませんので、類似するものをAmazonのレビューなどを参考に選ばれてはいかがでしょうか。この商品に関しましては一年間ほど使用していますが、今のところ全く問題なく使用できています。
※接顔部のカバーにつきましては、Quest3とQuest3Sの形状が異なるため、互換性がありませんのでご注意ください。
また、このカバーを付けてはいますが、汗をかいた後は軽く扇風機の風を当てて、ゴムベルト部分や接顔部を乾燥させるようにしています。
手の汗対策:コントローラのカバーで滑りも防ぐ
顔ほどではありませんが、VRに熱中すると手にも汗をかきやすく、滑りやすくなることがあります。WiiやSwitchでもコントローラが手からすっぽ抜けて飛んでしまうことがありますが、より激しい動きをするVRだけにコントローラーカバーを装着しておくと安心です。
筆者がMeta Quest 3購入時から使用しているコントローラカバーは、コントローラ自体を汗からカバーするだけでなく、マットな質感で滑り止めになる上にハンドストラップが付いており、まず手からすっぽ抜けたり落とすことがありません。また、このカバーは電池カバーも兼ねており、電池交換の際にカバーを外したり付けたりする手間が不要なのも地味に便利です。
メタクエスト3新発売当初だったため、コントローラーのセンサーを邪魔しないカバーの選択肢がなく、こちらを選びました。何度かコントローラ同士をぶつけたり、コントローラごと壁を殴るようなこともあったものの、1年以上使用してもコントローラ、カバーともに問題なく機能しています。現在ではより改良された製品も出回っていると思いますが、コントローラ保護カバー選択時の参考にしていただければ幸いです。
PC接続には『Quest Link ケーブル』ではなくUSB-Cケーブルを用意
『Meta Quest 3』『Meta Quest 3S』をPCと接続するためには、『Quest Link ケーブル』が必要とされていますが、実質的にはデータ転送速度が速く、長さのあるUSB-Cケーブルで代用可能です。ただし、特にゲームをプレイする場合は、長さや耐久性にも注意が必要です。
筆者は、PCのデスクトップ拡張やSide QuestくらいでしかPCとの接続は使用しないため、2mのUSB3.0対応のケーブルを使用しています。PCの前に座って使用する程度で動き回る予定がなければ、この長さでも十分対応できますが、ゲームなどをする場合には4~5mが必要かもしれません。また、転送速度は大事ですので、安くても転送速度の低いケーブルは避けましょう。
ちなみに筆者が使用しているケーブルは1,000円以下で購入可能な安価なケーブルですが、問題なく使用できています。筆者はケーブルの差込口がL字型になっている点と、切れにくそうなナイロン系の編み込み被膜という点で、このケーブルを選択しました。
まとめ
『Meta Quest 3』『Meta Quest 3S』を長く大切に使用するためには、日光対策や汗対策など、基本的な扱い方が重要です。これからメタクエスト3、メタクエスト3Sを購入する方や、すでに使用している方は、ぜひこれらのポイントを参考にして長く愛用してください!